子育ての合い間に見つけた小ネタを綴ります。


by sykes1989

頂きものを記録する

 絵画展など開催して人目に絵が触れるようになると、「私も描いてみたくなりました。」とおっしゃる方が出てきます。とても嬉しいお話です。「どうやって描いているんですか?」と尋ねられる事も有るのですが、そもそも私は高校普通科の美術の時間以来「先生」から絵を習ったことのない、全くの「横好き道」を突き進んでいるわけで、他人様に教えられるような知識も技術も持ち合わせておりません。
「普通に描いてます。」
バカ丸出しです。
 とはいえ、折角ブログを始めましたので、本日は制作過程を交えてご紹介致します。「ちょっと覗いて見たい」貴重な方見てますか~?
  土曜日に頂いた花とサクランボを一緒に描きたいと思いましたが、縦に長いアイリスの花と、サクランボを同じ画面に収めるために、私は今回「置かれた花」のポーズに決めました。
 簡単な下描きを終えたら1層目スタートです。
f0295680_23215238.jpg
アイリスの紫と黄色が混じると、茶色っぽくなってしまうので、ここでは我慢してアイリスを塗り残しています。但し、花弁に出来る陰については他と同じ影色で大まかな明暗を付けています。
 モチーフ1つ1つを順番に仕上げる方法は普段あまり使いません。全体を同時に進めていきたい方です。今回はF4とサイズも小さいので全体のバランスを見ながら同時に行けると判断しました。(でもやっぱり紫は我慢ね)
ここまで描いたら、とても大切な工程に入ります。
・お米をとぐ。
・洗い物をする。
・花に水をあげる。
冗談では有りません。ある程度乾くまで待たなければいけない時に、つい急いで筆を入れないように、何か「やらなければいけない用事」を作っておきましょう。3枚位色合いを変えて同時に描くという方法も有りますが、本日時間が押しておりますので3枚目まで仕上げられるとは思えないので却下しました。
 乾いたところで2回目筆入れです。
f0295680_23362336.jpg
アイリスの紫色についてですが、今回はホルベインの「ブライトバイオレット」を塗った上から乾く前にウルトラマリンを重ねています。パレットの上では混色していません。斑くらいが良い感じになるかという目論見です。
 はい、ここまで終えたところで、幼稚園のお迎えの時間となりました。西日で美しい影が出来るタイミングを待っていたら、スタートが3時になってしまった事が悔やまれます。下描きと乾燥の時間も含めて、ここまでで40分くらいかかっています。「置かれた花のポーズ」は花が傷みやすいので、日向で描いていることを考えると、時間がかかりすぎです。取り敢えず、ここで1度筆を置きます。行ってきましょう幼稚園。
f0295680_23502168.jpg
時間を置いて3度目の筆入れです。完全に乾いた上から、シャドウを締める感じで描き込みました。結果、ガチガチになってしまいました。あ~あ。工程2までで止めておくべきでした。良く見比べると1回目が1番綺麗ですね。
 アートというには程遠いですが、頂き物を残しておきたいという気持ちでする写生でしたらこんな感じでも良いのではないでしょうか?誰でも良いから「有りだよ。」って言って!
 技術も何も無いので、モチーフの配置でそれらしく見せています。気を付けたことは、
・黄色の花の後ろに紫の花、その後ろに弱い黄色という順番です。お互いが引き立てあう事を狙っています。
・サクランボをあちこちに散らさない。私の技量では手前の赤も奥の赤も同じになってしまいそうなので、冒険は避けいます。もう1つの理由は、花瓶に生けた花の場合、花瓶周りの空間を埋めるのに小物散らしはとても助かる手段ですが、今回は花で床が埋まっていますので、散漫になるのを防ぐためです。
サイズF4
紙はアルシュの細目
[PR]
by sykes1989 | 2013-07-01 23:56 | 水彩画